- 魍魎 (Mouryou)
Release：2009 年
Type：full-length
Label：Bang the Head Records
Country：Japan
Genre：Power Metal
1作目。高畑氏率いるスリーピース。別名、川越の残虐王。初期はスラッシーなパワーメタルをプレイ。高畑氏はドスの効いたデス声歌唱のためか、デスメタル臭も仄かに疾走。フックも程よく悪く無いね(ヘンテコなノーマルヴォイスパートは余計だが)。高畑氏オハコのタッピングも随所で聴けナイス。
（満足度 84%）
登録日：2024-09-07
更新日：2024-09-07
- 影ノ伝説 (Legend of Shadow)
Release：2013 年
Type：full-length
Label：Bang the Head Records
Country：Japan
Genre：Power Metal
2作目。開始から8分超えと、持ち前の大作志向が目立つように。作風自体は変わらずスラッシーなデスパワーな按配。音質が向上し聴き応えが出てきたね。随所に差し込まれるドラマティックなツインリード、リフとリズムのダイナミズムも言わずもがな。総合的にレベルアップしてて、より強力なフックを備えれば化ける可能性大。
（満足度 88%）
登録日：2024-09-07
更新日：2024-09-07
- 因果応報 (Retributive Justice)
Release：2015 年
Type：full-length
Label：Bang the Head Records
Country：Japan
Genre：Power Metal
3作目。個人的に兀突骨ベストギタリスト、円城寺氏が加入。高畑氏のド派手なタッピングから幕を開ける。円城寺氏のメロディックなリードが目立ち、高揚感も煽るね。作風的にはストロングスタイルのパワーメタルで、疾走感も抜群だ。ベストチューンは、皆殺し！の雄叫びを上げる”覇王伝”と、ガッツィーな歌メロに高揚感を覚える”是非ニ及バズ”。痛快である。私が重視するリフとリズムのダイナミズムの他、円城寺氏の派手なリードも聴かれ大満足の一枚。
（満足度 90%）
登録日：2024-09-09
更新日：2024-09-09
- 兵ドモガ夢ノ跡 (Where Warriors Once Dreamed a Dream)
Release：2016 年
Type：full-length
Label：Bang the Head Records
Country：Japan
Genre：Melodic Death Metal
4作目。Defiledのアルバムにも一枚参加経験を持つ高畑氏率いる日本のデスラッシュ。メロウなリフも存分に絡めた疾走型サウンドで、最早メロデスである。スリーピースながらタイトな演奏力で推進力もバッチリ。60分超えながら、アルバム全編気持ち良く疾走しているので満足度もかなり高い。高畑氏のガッツィーなハーシュとタッピングベース、円城寺氏のリフの刻みと要所で切り込む派手なリードは必見！
（満足度 94%）
登録日：2024-08-20
更新日：2024-08-20
- 背水之陣 (The Final Stand)
Release：2018 年
Type：full-length
Label：Bang the Head Records
Country：Japan
Genre：Melodic Death Metal
5作目。傑作の前作で二皮剥けた兀突骨。再び高畑氏のドゥーミーなベースリフからデスメタリックなブルータルさを披露。最早貫禄すら感じさせるね。しっかし、ベースの圧が凄い！音質も極上で、早くも名盤の予感。リフは叙情的要素を廃しあくまでデスメタリックなテイストを強めており、プラススラッシュメタルの疾走感も付与。ブルータルデスラッシュの様相である。正直前作の抒情味に惹かれていた自分としては若干残念だが、これはこれで相当ハイレベル。また、変わらぬ円城寺氏のリードにヤラれるね！タイトなリズム隊も正に鉄壁。ご馳走様です。
（満足度 90%）
登録日：2024-09-09
更新日：2024-09-09
- 黄泉ガヘリ (Back from the Underworld)
Release：2023 年
Type：full-length
Label：Bang the Head Records
Country：Japan
Genre：Melodic Death Metal
6作目。開始からスラッシーな疾走を魅せる。高畑氏の日本人離れしたハーシュに身悶えつつ、円城寺氏のザクザクなリフの刻みに燃えるヤツである。リードは、アモット兄弟やShe-Jaの如くメロウに(彼等程あからさまではないが)、タイトなリズム隊の安定感も言わずもがな。作風的にはメロデス風パワーメタルに回帰し聴きやすさが先行するイメージ。スラッシュ色も濃く、ジャーマン勢のソドム、クリエーター辺りが好きなリスナーにも熱烈プッシュ。
（満足度 91%）
登録日：2024-09-11
更新日：2024-09-11