Site Master : Joshua

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Cannibal Corpse

  -  Eaten Back to Life

Release:1990 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 1作目。カニバリズム(人肉を喰らう行為)を主題に活動を続けるニューヨークのデスメタルマスター。既に完成されたサウンドが圧巻。スピードパート、ミドルパートの緩急の使い分け、クリスのデス声、ジャック・オーウェンのギター、殺人的リズムキープのポールのドラムが特に吉田茂。音質も完璧で、全体通してブルータルな素晴らしさ。オマケにバンドのテーマをあしらったアートワークもバッチリだし、弱点なし!

(満足度 92%)

登録日:2023-07-23

更新日:2023-07-23


Cannibal Corpse

  -  Butchered at Birth

Release:1991 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 2作目。今回も徹底してヘヴィ、ブルータル。クリス・バーンズの更にドスを効かせた凶悪なデス声は勿論のこと、全体的に更に低音を効かせた音質が肝か。前作同様、デスメタルの聖地フロリダ州タンパのモリサウンドで録音されているが、リリース年は今からはかなり前にも関わらず全くショボさを感じさせない技術が凄すぎる。楽曲もカニバルならではの複雑なリフ構成と緩急自在のアメイジングな展開力に圧倒される。正しく現代デスメタルの教科書である。

(満足度 92%)

登録日:2023-07-23

更新日:2023-07-23


Cannibal Corpse

  -  Tomb of the Mutilated

Release:1992 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 3作目。前2作から更にヘヴィにうねるギターリフが印象的だ。クリスも更に潰れたようなデス声を披露。テクニカルなリフの応酬は、カニバルの専売特許と言えるかもしれない。

(満足度 87%)

登録日:2023-07-24

更新日:2023-07-24


Cannibal Corpse

  -  The Bleeding

Release:1994 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 4作目。作風は変わらないが若干音質がこもり気味で各楽器の音の分離が悪い。楽曲自体はいつものカニコースタイルで安心感高し。

(満足度 82%)

登録日:2023-07-24

更新日:2023-07-24


Cannibal Corpse

  -  Vile

Release:1996 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 5作目。Vocalがクリスからジョージにチェンジした初陣作。ドスを効かせた下水道ヴォイスのクリスに比べて吐き捨てスタイルのジョージの歌唱法が新鮮に聴こえる。それに釣られてか、リフも複雑過ぎないシンプルな形へ変化したことが功を奏した。音質も前作より良い。

(満足度 87%)

登録日:2023-07-24

更新日:2023-07-24


Cannibal Corpse

  -  Gallery of Suicide

Release:1998 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 6作目。ジョージ加入2作目。リフの雰囲気がこれまでよりも邪悪になった。これは新たに加入したギターのパット・オブライエンによる化学変化か?よりストレートに暴れるリフワークが印象的。ザクザクの刻みに乗るジョージのドスを効かせたデス声が心地よい。また、ポールとアレックスによるダイナミズムを生み出すリズムもまた美味である。

(満足度 86%)

登録日:2023-07-25

更新日:2023-07-25


Cannibal Corpse

  -  Bloodthirst

Release:1999 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 7作目。カニコー史上一番の名曲”Pounded into Dust”で幕を開ける。ローリングするリフが圧巻。その後もカニコースタイルの以前よりもシンプルなリフ中心で進んでいく。

(満足度 86%)

登録日:2023-07-25

更新日:2023-07-25


Cannibal Corpse

  -  Gore Obsessed

Release:2002 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 8作目。普遍のカニコーサウンド。ここ数作作風が変わらないためか若干のマンネリ感もあり。但し、クオリティは折り紙付き。

(満足度 84%)

登録日:2023-07-25

更新日:2023-07-25


Cannibal Corpse

  -  The Wretched Spawn

Release:2004 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 9作目。ストレートに走るカニコーサウンド。ジョージの歌唱も大分板に付いてきた感がある。近作は悪く言えばマンネリだが、相変わらずデスメタルとしての質は文句なし。

(満足度 85%)

登録日:2023-07-25

更新日:2023-07-25


Cannibal Corpse

  -  Kill

Release:2006 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 10作目。出だしからスラッシュビートで突進する残虐なデスメタルだ。ジョージの強烈な咆哮を軸に据えた楽曲が並ぶが、曲の判別が付かないほどの音圧が耳に痛い。徹底的なブルータリティ。

(満足度 82%)

登録日:2023-07-25

更新日:2023-07-25


Cannibal Corpse

  -  Evisceration Plague

Release:2009 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 11作目。凶悪なデスメタルサウンドは変わらず。音圧の効いたザクザク刻むリフとジョージのドスの効いた咆哮、パワフルなポールのドラムがカニコーサウンドを形成。音の分離が良く聴き疲れないプロダクションがグッド。緩急を織り交ぜた展開力のある楽曲が再び魅力を産み出している感もアリ。

(満足度 88%)

登録日:2023-07-26

更新日:2023-07-26


Cannibal Corpse

  -  Torture

Release:2012 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 12作目。前作から引き続き、全体の雰囲気が緩急付けた理想的なデスメタルへと変化。一曲目”Demented Agression”でのジョージの早口な吐き捨ては新機軸!極上なプロダクションの元で聴くカニコーサウンドは堪らんですばい。

(満足度 88%)

登録日:2023-07-26

更新日:2023-07-26


Cannibal Corpse

  -  A Skeletal Domain

Release:2014 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 13作目。トピックとしては、ブラストビートを使用するようになったポールのドラムか。緩急織り交ぜゾクゾクするような曲展開が魅力。すっかりバンドの顔となったジョージの咆哮と合わせて現代版カニコーサウンドスタイルを確立した感がある。

(満足度 88%)

登録日:2023-07-26

更新日:2023-07-26


Cannibal Corpse

  -  Red Before Black

Release:2017 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 14作目。アグレッシヴなカニコーサウンド。何も足さない、何も引かない、そんな作風だ。ギタリストの入れ替わりが何度かあったが、パット・オブライエンとロブ・バレットの2人になってからは5枚目。ついに安定期に入ったか。”Shedding My Human Skin”における瞬間に魅せたメロウリフは今までになかった新機軸。恐るべしカニコー。

(満足度 88%)

登録日:2023-07-26

更新日:2023-07-26


Cannibal Corpse

  -  Violence Unimagined

Release:2021 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 15作目。ギターのパット・オブライエンが脱退し、エリック・ルータンが加入。強烈な音圧で各楽器が襲いかかる。とは言え作風は変わるべくもなく。カニコーはカニコーだ。流行りに流されず昔から脈々と伝承されるブルータルデスメタル。変わらない素晴らしさを実感せよ。

(満足度 88%)

登録日:2023-07-26

更新日:2023-07-26


Cannibal Corpse

  -  Chaos Horrific

Release:2023 年

Type:full-length

Label:Metal Blade Records

Country:United States

Genre:Death Metal

 16作目。小細工なしでスラッシーに走るデスメタルを展開。シンプルイズベスト!Hate Eternalのギタリスト、ルータンの加入で若干の化学変化が起きたか。リフワークは兎に角シンプルに、ブレイクパートではケイオティックなソロ、ジョージの咆哮も更に凶悪になったキライもあり。中盤以降若干ダレる感があるのが惜しいが、変わらぬ通常運転だ。

(満足度 83%)

登録日:2023-10-12

更新日:2023-10-12

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