-  Easton Hope
Release:2010 年
Type:full-length
Label:AFM Records
Country:Germany
Genre:Power Metal
3作目。ジャーマンパワー。メロディックに剛健に疾走し、中心人物、ゼバスティアン”シーブ”リヴァーマンの艶のあるハイトーンが乗るバランス型の良質なバンド。各曲に備えられたフック、アレンジも高品質で聴き応えがあるね。シンフォニックなキーボードも良く効いている。正に新世代のバンドらしい資質が感じられて、ジャーマンパワー好きはしっかりと押さえておこう。”We are Pirates!”は名曲。
(満足度 87%)
登録日:2024-05-02
更新日:2024-05-05
  -  To the End
Release:2012 年
Type:full-length
Label:AFM Records
Country:Germany
Genre:Power Metal
4作目。前作に引き続きシンフォニックに、質実剛健なジャーマンメタルのフォーマットに沿って展開。リフがメロデス風なのも新世代バンドらしい軽やかさを感じさせる。フォーク色も強め、楽曲のアレンジ感も向上して実に良い雰囲気を持ったバンドへと成長したね。”Land of the Dead”を始め疾走チューンも強力だ。
(満足度 88%)
登録日:2024-05-02
更新日:2024-05-02
  -  Ravenhead
Release:2015 年
Type:full-length
Label:AFM Records
Country:Germany
Genre:Power Metal
5作目。ゴージャスな厚みのあるジャーマンパワーメタル。ハマー・フォールのヨアキム・カンスや、グレイヴ・ディガーのクリス・ボルテンダールもゲスト参加する豪華さ。クオリティは間違いなく高いが、コーラスをクワイアで流す場面が多いのが気になるところ。とは言え相変わらずメロデス風味のリフワークは美味しいし、シーブ様が歌い上げる歌メロは安定感抜群。何だかんだオルデンサウンドに心酔してしまうね。
(満足度 87%)
登録日:2024-05-15
更新日:2024-05-15
  -  Gunmen
Release:2017 年
Type:full-length
Label:AFM Records
Country:Germany
Genre:Power Metal
6作目。ゴージャスなシンフォニックSEを身に纏い、ジャーマンメタルの若き旗手はパワフルに疾走を始める。フォーク色も豊かに、例えるならばスウェーデンのファルコナーである。シーブの歌い上げる歌メロもドラマティックに華麗さも感じさせながら、自力のパワーメタルを愚直に表現。2本のギターが織りなす旋律感も相変わらず強力で魅力的。ニューホープとしての責務もしっかりと果たしつつ成長を続けるオルデン・オーガンに引き続き大注目である。
(満足度 88%)
登録日:2024-05-02
更新日:2024-05-02
  -  Final Days
Release:2021 年
Type:full-length
Label:AFM Records
Country:Germany
Genre:Power Metal
7作目。変わらぬメロディックなパワーメタルを推進。益々聴きやすく万人受けするスタイルに移行したような印象を受ける。序盤は少々物足りなさもあるが、そこは極上のシーブ様の歌唱力でカヴァーしている感じ。初期のフォーク色を湛えた濃いめのサウンドに心酔してた身としてはやはり少々の物足りなさはあるがね。中盤の”Interstellar”辺りは本来のオルデンらしい楽曲。それ以降もツインリードをフィーチャーしたりと、らしい雰囲気も出しながら進んでいくので一概に悪くは無いね。あと他サイトで、近年のコーラスでのクワイア多用についてネガティブな意見を耳にしたが、これには筆者も同意する点だ。期待してるだけに厳しいことを言うが、決して本アルバムは駄作では無いよ。
(満足度 84%)
登録日:2024-05-06
更新日:2024-05-06
  -  The Order of Fear
Release:2024 年
Type:full-length
Label:Reigning Phoenix Music
Country:Germany
Genre:Power Metal
9作目。不変のジャーマンパワーを遺憾無く放射し続ける快作。シーブ様によるフックに満ち溢れたメロディックな歌メロに絡むメロデス由来のゴキゲンな美旋律が堪らない。正直ここ数作の大人しさを払拭する、オルデン・オーガン本来の激情型パワーをしっかりと見せ付けてくれる完成度で、思わずコレだよコレ!と唸らせるね。ガーディアンを彷彿とさせるパートも見て取れるし、クオリティも全盛期に回帰した雰囲気。ファンは勿論、新規リスナーにもオススメの一枚。
(満足度 92%)
登録日:2024-07-24
更新日:2024-07-24