-  Revenge Is My Name
Release:2002 年
Type:full-length
Label:Lion Music
Country:Belgium
Genre:Neoclassical Metal
1st。イングヴェイスタイルのネオクラシカルパワーメタル。もろイングヴェイなツーバスでドコる序曲から掴みはOK。ヴォーカルが素人臭いのが残念だ。実力者が唄えばもっと印象は良かったはず。とは言え、ダッシャン・ペトロッシのネオクラシカル愛は相当なモノ、ヨシュアが好きなジャンルだけに嬉しいサウンドだ。前半はキラーが少ないため地味だが、中盤のバリバリのネオクラインスト”Morgana's Castle”から一段ギアを上げる辺り、さすがダッシャンだ(超好意的w)。まあ冷静に聴けばインギー愛が強すぎのコピバンみたいな作風だが、おじさんはこーいうの好きなの。
(満足度 84%)
登録日:2023-07-22
更新日:2023-07-22
  -  Hordes of the Brave
Release:2005 年
Type:full-length
Label:Lion Music
Country:Belgium
Genre:Neoclassical Metal
2作目。イントロのネオクラシカルなリックが炸裂するHoly Warに耳が釘付けだ。Magic Kingdomも運営する、ベルギーのイングヴェイことダッシャン・ペトロッシのメインバンドである。イングヴェイ愛をひしひしと感じさせるネオクラシカルメタル!ヨシュアが大好きなサウンドだ。Magicはどちらかと言うと速さ重視だが、こちらはネオクラシカルであることに主眼を置いていてミドルテンポも多し。さりげにAt Vanceのオリヴァーもマイクを取る曲もあったり、キーボードは何とリチャード・アンダーソン!客演にしてはえらい豪華だ。
(満足度 89%)
登録日:2023-07-15
更新日:2023-07-15
  -  Shadow of the Red Baron
Release:2009 年
Type:full-length
Label:Lion Music
Country:Belgium
Genre:Neoclassical Metal
3作目。名作2作目に続くネオクラシカルパワーは如何に?序曲はお約束の疾走チューン。Stratovarius のようやクサメロに熱くなる。しかし、序曲以降ミドルテンポの曲が続き少々バランスが悪いかな(哀愁の”We Will Meet Again”なんかは悪くないけど)。Magic Kingdomまでとは言わないが、要所でドコドコして欲しいよね。で、今回もイングヴェイとStratovarius を足して2で割った作風で、クオリティは毎度上がっていくが、オリジナリティはまだまだって感じ。
(満足度 79%)
登録日:2023-07-23
更新日:2023-07-23
  -  Black as Death
Release:2011 年
Type:full-length
Label:AFM Records
Country:Belgium
Genre:Neoclassical Metal
4作目。初期のイングヴェイスタイルのネオクラシカル色は薄れより普遍的なメロディックメタルへ変化。アクの強さが失われたのが残念だ。コーラスがイングヴェイ風の”Rebel Kid”は、キラー認定。ネオクラシカルな”Blizzard of Doom”、”Nosferatu”、クサクサな”The Absence”、泣きのバラッド”Magic Sky Requiem”など、良曲が中盤以降に集まっているのも特徴か。
(満足度 86%)
登録日:2023-07-15
更新日:2023-07-15
  -  Fifth Son of Winterdoom
Release:2013 年
Type:full-length
Label:AFM Records
Country:Belgium
Genre:Neoclassical Metal
5作目。うーん、全体的にフックに欠ける覇気のない曲が並ぶ。ダッシャンのソングライティングはこんなものじゃないはず。
(満足度 75%)
登録日:2023-07-15
更新日:2023-07-15
  -  Diabolica
Release:2016 年
Type:full-length
Label:AFM Records
Country:Belgium
Genre:Neoclassical Metal
6作目。低調だった前作に続く新作。開始からツーバスドコドコの疾走曲で勢いよく始まるが、ネオクラシカル要素が薄れてしまったのが、残念極まりない。ジャーマン色も強いし、これだと標準的なメロパワだ。クオリティは高いだけにもどかしさは残る。中盤以降のネオクラシカルミドル”Diabolica”、哀愁の”The First and The Last”、ネオクラシカルに疾走する13分に及ぶ大作”Cursed in the Devil’s Mill”辺り悪くない。しかし、シンガーはロニー・ジェイムス・ディオっぽくて良いな。
(満足度 80%)
登録日:2023-07-15
更新日:2023-07-15