-  A Witness to the Regicide
Release:1996 年
Type:EP
Label:Wood-Nymph Records
Country:United States
Genre:Black Metal
デビュー作前のEP。かなり荒々しいサウンド。音質はペラペラでガレージでの一発録りみたいな感じ。とは言え、欧州志向のプリミティヴブラックで決して悪いわけではないよ。ゲラルのギターはこの頃から既に光るものあり。
(満足度 79%)
登録日:2024-03-20
更新日:2024-03-20
  -  Mocking the Philanthropist
Release:1997 年
Type:full-length
Label:Wood-Nymph Records
Country:United States
Genre:Black Metal
1作目。中期ダークスローンを想起させるブラックメタルを展開。完全に欧州志向である。クオリティはしっかりとしていて、EPからグッと良くなったね。適度なメロウさはこの頃から表現しており、やはりゲラルのリフワークが秀逸。トレモロフレーズのバリエーションも豊富で質も高い。60分超えでダレないのがその証左であろう。グランド・ベリアルズ・キー、良いバンドだ。
(満足度 89%)
登録日:2024-03-20
更新日:2024-03-20
  -  Judeobeast Assassination
Release:2001 年
Type:full-length
Label:Drakkar Productions
Country:United States
Genre:Black Metal
2作目。プリミティヴ寄りだがそこまで劣悪な音質でなく、ゲラルの秀逸なリフワークで展開するメロウさを湛えたブラックメタル。ドラマ性も感じさせ聴き応えのあるサウンドだ。繰り返しになるがゲラルのパフォーマンスが見事で、このバンドはそれで成り立っていると言っても過言ではない。シンプルに良いアルバムだと思う。
(満足度 90%)
登録日:2024-03-24
更新日:2024-03-24
  -  Kosherat
Release:2005 年
Type:full-length
Label:Drakkar Productions
Country:United States
Genre:Black Metal
3作目。アメリカのブラックメタル。仄かな抒情性を湛えたサウンドを披露。ソングライティングを担当するギタリストのゲラルの貢献度が大きいだろう。彼は2019年時点でドイツのアブサードにも在籍している。疾走感はそこまででもないものの、全体的にメロウなトレモロを塗しており、聴きごたえのある作品に仕上げているね。アメリカ出身ながら欧州志向のブラックメタルである。収集決定。
(満足度 90%)
登録日:2024-02-05
更新日:2024-02-05
  -  Goat of a Thousand Young / Triumph of the Hordes
Release:2017 年
Type:compilation
Label:World Terror Committee Productions
Country:United States
Genre:Black Metal
初期のデモ音源集。デビュー作前の2枚を纏めたコンピレーション盤。音質はデモなので劣悪なのは致し方なし。楽曲はゲラルのギターワークを中心に割りかし聴かせてくれるかなといった趣。本チャンの録音なら結構なクオリティな気もするしね。グランド・ベリアルズ・キーファンならコレクターズアイテムとして収集すへべし。
(満足度 81%)
登録日:2024-03-20
更新日:2024-03-20
  -  Kohanic Charmers
Release:2022 年
Type:full-length
Label:Weltenfeind
Country:United States
Genre:Black Metal
4作目。前任ヴォーカルが死去し、新任としてドイツAbsurdのアンホールドが参加して放つ新作(ゲラルはAbsurdにギタリストとして参加)。愁いのあるトレモロで走る作品。スウェデッシュブラック勢に近しい雰囲気を受けた。相変わらずゲラルが弾く旋律はメロウで引き出しが多く聴き応えがあるね。正にバンドの核である。激情のブラックメタルとしてハイクオリティな一枚に仕上がっている。
(満足度 93%)
登録日:2024-03-20
更新日:2024-03-20