- Slowly We Rot
Release：1989 年
Type：full-length
Label：R/C Records
Country：United States
Genre：Death Metal
1作目。フロリダのデスメタルレジェンド。ジョン・ターディーのスクリームが大きな特徴を持つ。弟ドナルドのドラムはブラストビート未使用ながら、ブルータルなサウンドメイクをしているね。アランとトレヴァーのツインギターがいい仕事振りだ。ねっとりとしたスローパートから転調してスラッシーに走るのがオハコのように感じる。デビュー作から既に雰囲気を持ったバンドだ。
（満足度 92%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- Cause of Death
Release：1990 年
Type：full-length
Label：Roadracer Records
Country：United States
Genre：Death Metal
2作目。暗黒サイドのリフワークが堪らない。おどろおどろしく這いまわりながらスラッシーに転調する点が相変わらず素晴らしい。ザクザクの刻みはヘッドバンギング必至！そしてジョンの叫びである。取り憑かれたかのような邪悪さがポイントだ。また、モリサウンドレコーディングの賜物か、前作に引き続きこの年代にも関わらず極上の音質。
（満足度 90%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- The End Complete
Release：1992 年
Type：full-length
Label：R/C Records
Country：United States
Genre：Death Metal
3作目。ドゥーミーなリフで進軍開始。前作からも感じられたが、スローパートと疾走パート半々といった感じのデスメタルを披露。アレンとトレヴァーによるネットリとしたリフワークがオビチュアリーの肝だと感じさせてくれる。独特のケイオティックサウンドが魅力だが、やはり疾走感がより欲しい。
（満足度 84%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- World Demise
Release：1994 年
Type：full-length
Label：Roadrunner Records
Country：United States
Genre：Death Metal
4作目。前作の延長線上のサウンドだが、完全にドゥーミー寄りにシフトした模様。スローパートがメインで物足りなさが残る。個人的には疾走する中でザクザクのオビチュアリーサウンドを聴きたいなと感じる。
（満足度 79%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- Back from the Dead
Release：1997 年
Type：full-length
Label：Roadrunner Records
Country：United States
Genre：Death Metal
5作目。変わらぬドゥーミーデスメタル。スローでネットリと、転調して疾走。以前よりは疾走感向上した感はあり。
（満足度 80%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- Frozen in Time
Release：2005 年
Type：full-length
Label：Roadrunner Records
Country：United States
Genre：Death Metal
6作目。疾走感は幾分復活。ドナルドのツタツタにターディーのスクリーム、アレン・トレヴァーのネットリリフが、初期の良さを想起させる作り。このバンドは3作目以降はドゥーミーさを基盤としているので評価自体が難しいが、本作に置いては適度なバランスを保っていると思う。
（満足度 85%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- Xecutioner's Return
Release：2007 年
Type：full-length
Label：Candlelight Records
Country：United States
Genre：Death Metal
7作目。疾走感がより向上した感あり。音質が若干篭り気味ながらも、聴きごたえのあるネットリリフワークを軸に据えたデスメタル。アレンが脱退しハードロッカー、ラルフ・サントーラの加入ですぐにそれとわかるメロウなリードが挿入されている。近年では一番疾走してると言えるだろう。
（満足度 83%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- Darkest Day
Release：2009 年
Type：full-length
Label：Candlelight Records
Country：United States
Genre：Death Metal
8作目。音質は向上した上で、疾走感を維持したデスメタルを展開。ラルフの明快なリード、バッキングリフは変わらぬネットリリフがここ最近のスタンダードか。ターディーはデビューから変わらぬスクリームを披露してくれまさにバンドの顔である。しかし何だな、初期の突き抜け感が欲しい。決して悪い作品ではないが。
（満足度 84%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- Inked in Blood
Release：2014 年
Type：full-length
Label：Relapse Records
Country：United States
Genre：Death Metal
9作目。そこそこの疾走感を維持しつつ、スロー、ミドルをメインにターディーのスクリームを絡めて進軍する完全にオビチュアリーサウンドと言い切る作風。楽曲のクオリティもまずまずだし、何よりリフの作りがそれと分かる普遍さだ。
（満足度 84%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- Obituary
Release：2017 年
Type：full-length
Label：Relapse Records
Country：United States
Genre：Death Metal
10作目。前作から加入のギタリスト、ケニー・アンドリュースの化学反応もあってか、冒頭からスラッシュビートでザクザクの疾走感だ。近年では明確に良さを体感できたぞ。音質も良いし個人的には楽しめるアルバム。
（満足度 87%）
登録日：2023-09-22
更新日：2023-09-22
- Dying of Everything
Release：2023 年
Type：full-length
Label：Relapse Records
Country：United States
Genre：Death Metal
11作目。基本的には今まで通りだが、ミドルでのテンションが保ててないのが不安材料だ。ジョンのスクリームも心なしか覇気がない。アルバムアートワークがいつもと違うので嫌な予感はしたが。オビチュアリーらしさの無い作品。
（満足度 79%）
登録日：2023-10-12
更新日：2023-10-12